◆Catalystの基礎について
◆起動順序について
⑴電源供給(電源ケーブルで給電)
⑵Postの実行
POSTは、スイッチが正常に機能していることを確認する一連のテストの事。
又、正常起動しているか以下のランプ色で確認する事が出来ます。
・LEDランプ
*SYST
・消灯:電源が供給されていない。
・オレンジ:正常に起動出来ていない。
・ミドリ:正常起動している。
【モードボタン】
[注]モードボタンを10秒以上押し続けると、強制再起動する。
*STATが選択されている場合
・消灯:シャットダウン状態(ケーブル未接続も含む)
・オレンジ(点灯):データの送受信をしていない(ブロックポート)
・ミドリ(点滅):データ送受信中
・ミドリ(点灯):データ送受信が可能であるが、データが流れていない
*DPLXが選択されている場合
・消灯:シャットダウン状態(ケーブル未接続も含む)又は半二重モードで動作している
・ミドリ(点灯):全二重モードで動作している
*SPDが選択されている場合
・消灯:シャットダウン状態(ケーブル未接続も含む)
・オレンジ(点灯):シャットダウン状態(ケーブル未接続も含む)又は10Mnpsで動作している
・ミドリ(点滅):100Mbpsで動作している。
⑶レジスタ値確認
設定されているコンフィグレーションレジスタにより、起動方法が異なります。
ROMモニターモードを起動する。
・0x2102
通常起動
・0x2142
startup-configをロードせずに起動する。
主にパスワードリカバリ時に使用する。
※パスワードリカバリ手順はこちら!
*主なビット番号の意味について
(1)4桁目の「2」(0010)
ブートが失敗した場合、ROMモニターモードで起動する。
(2)3桁目の「1」(0001)
ブレーク信号を無視する。
(3)2桁目の「4」(0100)
startup-configをロードせずに起動する。
(4)4桁目の「2」(0010)
boot systemコマンドで設定したIOSを起動する。
*コンフィグレーションレジスタ値の変更方法
⑴コンフィグレーショングルーバルモードにて変更する方法
Catalyst(config)# config-register コンフィグレーションレジスタ値
⑵ROMモニターモードにて変更する場合
電源ON時にブレーク信号を出し、ROMモニターモードへ
rommon 1>confreg コンフィグレーションレジスタ値
*主なコンフィグレーションレジスタ値
・0x2100ROMモニターモードを起動する。
・0x2102
通常起動
・0x2142
startup-configをロードせずに起動する。
主にパスワードリカバリ時に使用する。
※パスワードリカバリ手順はこちら!
*主なビット番号の意味について
(1)4桁目の「2」(0010)
ブートが失敗した場合、ROMモニターモードで起動する。
(2)3桁目の「1」(0001)
ブレーク信号を無視する。
(3)2桁目の「4」(0100)
startup-configをロードせずに起動する。
(4)4桁目の「2」(0010)
boot systemコマンドで設定したIOSを起動する。
*コンフィグレーションレジスタ値の変更方法
⑴コンフィグレーショングルーバルモードにて変更する方法
Catalyst(config)# config-register コンフィグレーションレジスタ値
⑵ROMモニターモードにて変更する場合
電源ON時にブレーク信号を出し、ROMモニターモードへ
※ハイパーターミナルの場合、 Ctrl + Break キー。TeraTermの場合は、Alt + B
rommon 1>confreg コンフィグレーションレジスタ値
⑷IOS読み込み
起動するIOSは show bootコマンドで確認する。
Catalyst# show boot
<起動するIOSを変更したい場合>
Catalyst(config)# boot system flash:/ファイル名
又、起動可能はIOSは以下のコマンドで確認出来ます。
Catalyst# show flash:
※ちなみに、vlan.datはVLAN情報が格納されている設定ファイルです。
⑸startup-config読み込み
⑹完了